2009年1月11日日曜日

バンドをやってる友達


日曜日なので気が抜けて朝の8時まで寝てしまう。
晴れていたので洗濯をした。ほんとは布団も干して部屋の掃除したかったけれど、それは明日にして早く大学に行こう。うどんに春菊とトマトを和えてゆずポン酢で食べる。家から生活の気配を消したいから、自炊することをやめようと思った。 そんなこんなも坂口安吾の小説を読んでその情けない恋愛話に影響されたせいだ。 本当に「堕落論」が有名なのか、誰も実際に読んだ人間を知らないし、俺も読んだことないから分からないが、 「堕落論」は戦争直後の虚無感とか悟りとかいうよりも、極端な純粋と汚辱を求めるような青臭く矛盾した衝動がもとになっている気がする。

詳しい話は省略。


大学で文献を読むが頭に入らない。自分が歴史学の延長上で思考することに興味がないことを再び痛感する。
「亡霊として現れる政治家」といった表現のほうにどうしても心が躍るが、それで論文を書くための展望はまだ抱けない。


渋谷で友達のライブを見る。久しぶりに会ったらイケメンになっていた。演奏に少し勇気づけられる。


その後に見た「小さいテレーズ」はディスクユニオンで見たCDの帯に工藤冬里がコメントを寄せていたので期待大だったが、3年前くらいに自分が頭の中で夢想していたサウンドに近い気がしてピンとこなかった。でも工藤冬里のコメントはほんとにバンドのサウンドを言いえていると思う。
「彼らは、まるで守るべきものがあるかのように、そっと扉を閉めた」だっけ?


人が多くて気分が悪くなってきたので途中で帰る。

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